ライブの選曲の仕方

私の場合、ライブ1回につき、14~17曲程度歌います。
曲は、歌詞や曲調から以下の5つのテーマに分類して、それぞれの分類の曲をバランスよく選ぶようにしています。

・癒し
・元気
・クール
・色気
・感動

そうすると、ライブの流れがつくりやすいです。
たとえば
「1st ステージは、『癒し』から始めて、『元気』で終わろう」
といった感じにライブにストーリーを作ることができます。
同じ曲でも、速めに演奏すれば「元気」、ゆっくり演奏すれば「癒し」になったりと、アレンジによって変わります。

この分類は、持ち曲を増やすときにも役立ちます。
世の中にある全ての曲を持ち曲にすることは不可能なので、新曲を練習するときには、自分に合う曲をしっかりと選択する必要があります。
そのとき、例えば
「今、私の持ち曲は『元気』に分類される曲のバリエーションが少ないから、そこを増やそう」
といったように、持ち曲の増やし方の作戦を立てられます。

オリジナル曲を作るときもこの分類に沿い、どの分類の曲が欲しいのかを考えてから作ります。
絵画製作に例えるなら、
「この壁のこのスペースにかける絵を描こう」と
あらかじめ決めてから描き始める絵に似ています。
私のオリジナル曲を分類すると、こんな感じになります。

●癒し
「春の路」

●元気
「魔女のスープ」

●クール
「記憶の森」

●色気
「さわれぬ花」

●感動
「銀河鉄道の恋人」


「ウィンドチャイムが揺れたなら」

以上、ご参考になれば幸いです!

個人レッスンでは、ライブの曲構成についてもご相談も受け付けておりますので、お気軽にお尋ねください。